EPO
EPO(エポ、本名:佐藤 榮子(さとう えいこ)、旧名:永子 1960年5月12日 - )は東京都出身のシンガーソングライター。東京都立松原高等学校卒、日本女子体育大学中退。高校の先輩に清水信之、後輩に佐橋佳幸と渡辺美里がいる。
略歴
芸名の由来は子供時代のあだ名[1]。
大学在学中の1980年、『DOWN TOWN』でデビュー。1980年代半ば「RCA三人娘」の一角として、竹内まりや、大貫妙子と並び称された。竹内の独身最後のアルバム「portrait」にもバックグラウンドボイスとして参加している。デビュー以来現在までオリジナル作品だけでなく、テレビコマーシャルや番組の主題歌なども提供し、多くのヒット曲がある。過去には雑誌のグラビアに水着で登場した経験もある[2]。
フジテレビ系のバラエティ番組『オレたちひょうきん族』のエンディングテーマにデビューシングル『DOWN TOWN』が採り上げられた縁から、同番組のタケちゃんマンのテーマ曲「THE TAKECHANマン(タケちゃんマンの歌)」の作曲(佐藤エポ子名義)と番組のアイキャッチを手掛けた。番組に出演した事もあったが、当時はこの番組に出演する事が精神的にも苦痛だった事を後に明かしている。
1983年に資生堂のキャンペーンソングとして発表した『う、ふ、ふ、ふ、』がヒット。同曲はキャッチーなポップソングとして非常に完成度が高く、資生堂キャンペーン期間の終了後もたびたび別の商品のCMソングとして採用され、エポを代表する一曲となった。(しかし、それによって固定された“ポップシンガー”のイメージが一時期は重荷でもあったと、本人が後年語っている。)
1990年代になって、一時ヴァージン・レコードと契約してイギリスに住み、アルバム『FIRE & SNOW』、シングル2作品をリリースし、その後帰国。ショーロ・クラブと出会い、彼らの持つブラジル音楽のエッセンスも吸収するとともに、コマーシャリズムと距離を置いた、よりオリジナリティにあふれた作品を送り出している。
セラピストの資格を持つ。最近では音楽をベースにした、障害者・老人・子供向けのワークショップを開催したり、心理カウンセリングを行うなど、音楽の世界にとどまらない多様な活動を積極的に行っている。
2008年12月、催眠療法などをともにやっている俳優兼セラピストの宮川雅彦(みやかわまさひこ)と入籍したことをコンサートで告白した。
代表曲
- 『Park Ave. 1981』 (1980.11.21)(キリン「キリンレモン」CMソング)
- 『土曜の夜はパラダイス』 (1982.10.21) (フジテレビ「オレたちひょうきん族」エンディング)
- 『う、ふ、ふ、ふ、』 (1983.02.05) (資生堂'83春キャンペーンソング、江崎グリコ[巻きスフレ]CMソング、サッポロビール味わい工房CMソング、キリンビール'95・'96春咲き生CMソング、ミツカン白みりんCMソング、ダイハツ工業ミラCMソング)
- 『音楽のような風』 (1985.08.05) (日本ビクタービデオテープDYNAREC CMソング)CMに本人も出演
- 『渚のモニュメント』 (1986.03.21) ('86 ビクタービデオテープ CMソング )
- 『ステキなジェニー』 (タカラ・ジェニーCMソング)
- 『太陽にPUMP! PUMP!』 (1986.06.21) (日本コカ・コーラコカ・コーラCMソング)
- 『Middle Twenties』 (日産自動車・ラングレーCMソング)
- 『恋のアンビバレンツ』 (JT日本たばこ CMソング)
- 『TRY TO CALL』 (KDD(現KDDI) CMソング)
- 『夢見ちゃいなタウン』 (1987.09.24) (伊勢丹 キャンペーンソング)
- 『三番目(みっつめ)の幸せ』 (1987.10.21) (花王ソフィーナCMソング)
- 『Everybody knows』 (1989.07.21) (ヤクルト本社ビフィールCMソング)
- 『百年の孤独』 (1992.05.20) (日本テレビ「ワンダーゾーン」エンディングテーマ)
- 『ある朝、風に吹かれて』 (1992.11.11) (フジテレビ系ドラマ、木曜劇場「わがままな女たち」の主題歌)
- 『きっと-光のありか-』 (1993.10.20) (TBC CM ソング)
- 『遠い窓 近い窓』 (朝日新聞 CM ソング)
- 『星の舟歌』 (1995.09.06) (和歌山県美里町(現・紀美野町)が舞台)
- 『希望のバスに乗って』 (1996.07.19) (さくらんぼテレビジョン オープニング使用曲)
- 『ワンダフルライフ』 (1998.01.14) (サントリーホップスCMソング)
- 『寂しくならない別れの言葉』 (1998.05.02) (NTV系スペシャルドラマ「星に願いを」(主演:明石家さんま) 主題歌)
- 『Memories』 (1999.04.21) (TBS「はなまるマーケット」エンディングテーマ)
- 『涙のクラウン』(フジテレビ「オレたちひょうきん族」エンディング)
- 『くちびるヌード・咲かせます』(高見知佳に提供。資生堂のキャンペーンソング)
- 『HARMONY』(日本中央競馬会〔JRA〕イメージソング)
- 『風のそらみみ』 (2007.04.25) (NHKアニメ「風の少女エミリー」エンディングテーマ)
カバー曲
出演中のラジオ番組
- 東北電力の一社提供。同社の営業区域にあたる東北7県(新潟県含む)のFM局でブロックネット放送。毎週土曜日 12:00~12:30
テレビ番組
関連項目
- 安部恭弘 -互いのオリジナルアルバムや第三者のアルバムでバックボーカルとしてたびたび共演している。
- 上田浩恵 -EPOより楽曲「JEWELRY」を提供される。
- 大江千里-アルバムのコーラスで参加している。
- 門倉聡 -音楽プロデューサー。90年代中頃のEPOの作品の編曲等を手掛ける。
- 香坂みゆき -EPOより楽曲「ニュアンスしましょ」を提供される。
- サザンオールスターズ -産休中の原由子の代役ボーカルとしてコンサートツアーに起用された。
- 坂本サトル - 「矛盾の中で生きてる」をカヴァー。2マンライブを開催したこともある。
- 清水信之 - 初期の作品のプロデュース、アレンジ。同じ高校の先輩。
- 島田奈美 -EPOより楽曲「内気なキューピッド」を提供される。
- ショーロ・クラブ
- 高見知佳 -EPOより楽曲「くちびるヌード」を提供される。
- 仲村知夏 アルバム「100CARAT」にEPO作曲の「Too Young」が収録。
- 中森明菜 -EPOより楽曲「ロンリージャーニー」を提供される。
- 中山美穂 -EPOより楽曲「悲しみのライダー」(アルバム「ONE AND ONLY」収録曲)を提供される。
- 村松邦男 - 山下達郎らと共にシュガー・ベイブを結成したギタリスト。
- 遊佐未森 - 楽曲にEPOの影響を受けたと言われている。
- 渡辺亮 -パーカッショニスト。EPOとの数多くのセッション等をこなす。
外部リンク
脚注
- ^ 友人が「えいこ」と呼ぼうとした時に「舌がもつれて」「えいこ」を「えぽ」と発音したことがきっかけ。
- ^ 『GORO』1982年12月09日24号など。
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