| この「踊る大捜査線」は、まだ完結していない作品や終了していない番組に関する項目です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 |
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| テレビドラマ ラジオドラマ |
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| 表・話・編・歴 |
『踊る大捜査線』(おどるだいそうさせん)は、1997年1月~3月にフジテレビ系で放映された織田裕二主演の連続テレビドラマ。その後シリーズ化されテレビドラマ・映画・舞台で展開された。さらにその後も「踊るレジェンド」としてテレビドラマや映画のスピンオフ作品が作られている。
2008年3月31日、東京臨海副都心で東京湾岸警察署の開署式が行われ、それに合わせて映画版踊る大捜査線シリーズの続編製作が発表された。
登場人物については、「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」を参照。
目次 |
本作は、制作当初のドラマとしての位置付けは「刑事ドラマ」であったが、従来の刑事ドラマの常識を覆したストーリー展開が話題を呼んだ作品であった。警視庁という「会社」の、湾岸警察署という「職場」で働く警察官という「地方公務員」で「サラリーマン」という人々の日常を描いた「業界ドラマ」の一種で、ドラマ的ジャンルとしてはいわゆる「職業もの」の部類に入る。
従来の刑事ドラマよりは比較的現実の警察社会に忠実なドラマであり、警察の抱える様々な内部矛盾、特に警察組織の厳格なキャリア制度の問題も大きなテーマとなっている。また、警官のことを「刑事」または「デカ」ではなく「捜査員」と呼び、加害者のことを「犯人」または「ホシ」ではなく「被疑者」と呼ぶなどより現実に忠実な用語法や、「発砲許可」、「パトカー手続き」、「本庁接待」など、今までの刑事ドラマでは描かれてこなかった日常の側面の描写を重視している。これらの事を描くため報道部の事件記者をアシスタントプロデューサーとして招聘している。
ただし、「刑事」と「犯人」というセリフについてはシーンによって違うが設定されている。また、「デカ」については第1話の青島のセリフ、第8話のタイトルと最終話の被疑者安西昭次のセリフから少なくとも3つは出ている。
『踊る大捜査線』(1997年1月7日~1997年3月18日、平均視聴率18.2%・最高視聴率23.1%)、初回は21:03~22:24の81分、最終回は21:02~22:14の72分拡大版。ちなみにサブタイトルは全て亀山千広プロデューサーがつけた。 最終回の放送直前には、何らかのトラブルが発生したためか、「おそれいりますが しばらくそのまま お待ちください」という表示が一分弱、放送された。 また、その前後に灰色の地に白色の文字で「18日 火曜日 22:14 SB」という表示が数秒放送された。
| 話数 | 放送日 | サブタイトル | ゲスト出演者 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 1997年1月7日 | サラリーマン刑事と最初の難事件 | 近藤芳正、畠山明子、伊藤眞、森廉、清水宏、山崎邦正 | 18.7% |
| 第2話 | 1997年1月14日 | 愛と復讐の宅配便 | 伊藤俊人、篠原涼子、松本留美、西田雅彦、松重豊 | 16.4% |
| 第3話 | 1997年1月21日 | 消された調書と彼女の事件 | 橋龍吾、清水章吾、真実一路、桜金造、水川あさみ、佐々木敏、正名僕蔵 | 16.5% |
| 第4話 | 1997年1月28日 | 少女の涙と刑事のプライド | 佐々木勝彦、井上慎一郎、DRAGON、KEE、滝本せいこ、沢井小次郎 | 15.7% |
| 第5話 | 1997年2月4日 | 彼女の悲鳴が聞こえない | 伊集院光、永松恵子、きたろう、小池栄子 | 18.1% |
| 第6話 | 1997年2月11日 | 張り込み 彼女の愛と真実 | 布川敏和、篠原ともえ、石井トミコ、谷村好一、宇梶剛士、小木茂光、水森コウ太、三川雄三、山下裕子、石塚透、名須川京子 | 18.7% |
| 第7話 | 1997年2月18日 | タイムリミットは48時間 | 布川敏和、浅野和之、真木蔵人、ひがたともこ、佐伯伽耶、小野沙織、澤口夏奈子、飯田訓子、高杉航大、小木茂光 | 18.2% |
| 第8話 | 1997年2月25日 | さらば愛しき刑事 | 石塚英彦、岡安泰樹、袴田吉彦、山下徹大、永堀剛敏、梨本謙次郎、西秋愛菜、加門良 | 17.3% |
| 第9話 | 1997年3月4日 | 湾岸署大パニック 刑事青島危機一髪 | 阿部サダヲ、安永亜衣、つぶやきシロー、大木凡人、てらだちなつ、奥山英志、平松あゆみ | 16.3% |
| 第10話 | 1997年3月11日 | 凶弾・雨に消えた刑事の涙 | 保坂尚輝、渡嘉敷勝男、真木蔵人、吉田朝、伊藤芳則、中山仁、マキシ・プリースト、宮脇順 | 19.1% |
| 最終話 | 1997年3月18日 | 青島刑事よ永遠に | 保坂尚輝、伊藤俊人、中山仁 、升毅 、有川博、 堀真樹 、武野功雄 、中丸新将 、原ひさ子 、山本シュウ 、宮脇順 | 23.1% |
「踊るレジェンド」やミニドラマなど「踊る」シリーズの世界設定・時間軸で作られた正規の関連ドラマを含む。特に明記されていないものはフジテレビでの放送である。
映画の公開などと絡めた関連番組が数多く作成された。出演者、スタッフへのインタビュー、メイキング映像などが多いが中には本格的にドラマ仕立てになっているものもある。設定本などの公式資料ではTVシリーズの再編集版である『ザッツ踊る大捜査線』や「踊る」シリーズの時間軸上で作られたスペシャルドラマなどと特に区別することなく放送日順に列挙されていることが多い。再放送やスペシャルドラマなどがしばしばメイキングや関係者のインタビューと組み合わせた形で放送されているため、これらと厳密に区別できないからと見ることもできる。特に明記されていないものはフジテレビでの放送である。基本的に映像商品化はされていないが、一部はDVDの特典映像などになっている。
THE ODORU LEGEND CONTINUESを含む。
『プロジェクトK』、『デカウォーズ』、『観光案内』の3本は「THE MOVIE 2」のための「湾岸署3大VTR」として作成され、湾岸署観光者相談係のモニター映像として「THE MOVIE 2」の中で使用されたほか「歳末特別警戒スペシャル完全版+α」の中でも放送された。その後、「踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2」の特典ディスクに収録された。
踊る大捜査線シリーズはこの世界設定上の時間軸での1997年1月の出来事を実際の1997年1月に放送する話で始まり、その後も「THE MOVIE」までは放送・公開時期とほぼ同じ時期の出来事を描く形で作られてきた。これは亀山プロデューサーによれば踊る大捜査線シリーズのコンセプトの一つである「リアリティー」の表れの一つであり、映画についても当初は時間軸を大きく遡った時期の話(例えば青島が会社員を辞めて刑事を目指すようになる話など)を描くことも検討されたが結局は上記の原則を踏襲する形となったとされている(なお、2007年1月に放送された「警護官 内田晋三」においても、制作会議の中で「2年だけ遡ろう」という発言が出ていることから見て、「特に必要が無ければ作品中の時間は実際の公開時点と同じにする」という原則はある程度生きていると見られる。また2009年3月の「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」の制作発表においても時間軸がリアルに進んでいる事を前提に青島が係長に昇進している可能性や新人が配属される可能性について言及されている)。しかしその後は描かれている時期と放送・公開時期が次第に離れてきており、「逃亡者 木島丈一郎」では初めて時系列を遡る話になった。「THE MOVIE」以後は映画で描かれた話の前日譚や後日譚をTVドラマ、舞台、DVD特典映像といったさまざまな手段で描く形をとっており、それぞれの話の前後関係が複雑になっているため下に時間軸に沿った一覧表を掲げる。
| 時間軸 | 初放送・公開日 | 区分 | タイトル | 事件名 |
|---|---|---|---|---|
| 1983年~1985年 | 2005年9月17日 | 本 | 野口江里子の日記 | - |
| 1997年1月 | 1997年1月7日 | TVシリーズ | 第1話サラリーマン刑事と最初の難事件 | 会社役員絞殺事件 |
| 1997年1月 | 1997年1月14日 | TVシリーズ | 第2話愛と復讐の宅配便 | 湾岸署爆弾未遂事件 |
| 1997年1月 | 1997年1月21日 | TVシリーズ | 第3話消された調書と彼女の事件 | 盗難傷害事件 |
| 1997年1月 | 1997年1月28日 | TVシリーズ | 第4話少女の涙と刑事のプライド | 連続強盗傷害事件・クラブ傷害事件 |
| 1997年2月 | 1997年2月4日 | TVシリーズ | 第5話彼女の悲鳴が聞こえない | 広域連続傷害事件 |
| 1997年2月 | 1997年2月11日 | TVシリーズ | 第6話張り込み 彼女の愛と真実 | 大麻密輸事件・営業マン殺人事件 |
| 1997年2月 | 1997年2月18日 | TVシリーズ | 第7話タイムリミットは48時間 | 同上 |
| 1997年2月 | 1997年2月25日 | TVシリーズ | 第8話さらば愛しき刑事 | 栗の木坂男性刺殺事件・空き巣窃盗事件 |
| 1997年3月 | 1997年3月4日 | TVシリーズ | 第9話湾岸署大パニック 刑事青島危機一髪 | 品川主婦殺人事件 |
| 1997年3月 | 1997年3月11日 | TVシリーズ | 第10話凶弾・雨に消えた刑事の涙 | 警察官殺人未遂事件 |
| 1997年3月 | 1997年3月18日 | TVシリーズ | 第11話青島刑事よ永遠に | 同上 |
| 1997年12月29日~31日 | 1997年12月30日 | TVスペシャル | 歳末特別警戒スペシャル | 第一興和銀行強盗人質事件・大凪町マンション強盗殺人事件 |
| 1998年4月 | 1998年6月19日 | TVスペシャル | 初夏の交通安全スペシャル | 小凪町会社役員射殺事件 |
| 1998年10月 | 1998年10月6日 | TVスペシャル | 秋の犯罪撲滅スペシャル | 会社内連続婦女暴行事件・曙荘放火殺人未遂事件 |
| THE MOVIEの直前 | 1998年10月12日~16日 | TVスペシャル | 深夜も踊る大捜査線 | - |
| 1998年11月21日~23日※ | 1998年10月31日 | 映画 | THE MOVIE | 副総監誘拐事件・猟奇殺人事件・署内連続窃盗事件 |
| THE MOVIEの後日譚 | 2003年12月29日 | DVD特典映像 | プロジェクトK | - |
| 2001年9月 | 2001年9月21日 | TVスペシャル | 踊る大ソウル線 | ゴージャス姉妹強盗殺人事件 |
| 2002年3月 | 未映像化 | - | - | 潜水艦事件 |
| 2003年11月16日~20日 | 2003年7月14日~18日 | TVスペシャル | 深夜も踊る大捜査線2 | - |
| 2003年11月21日~23日※ | 2003年7月19日 | 映画 | THE MOVIE 2 | 連続猟奇殺人事件・連続婦女暴行事件・連続スリ事件 |
| THE MOVIE2の直後※ | 2003年8月15日~17日 | 舞台 | 舞台も踊る大捜査線 | - |
| 2004年10月30日~31日 | 2005年12月10日 | TVスペシャル | 逃亡者 木島丈一郎 | 警察官殺害事件・マンション立て篭もり事件 |
| 2004年12月23日 | 2005年5月6日 | TVスペシャル | 前日も交渉人 真下正義 | - |
| 2004年12月24日 | 2005年5月7日 | 映画 | 交渉人 真下正義 | 地下鉄実験車両乗っ取り事件・地下鉄車両基地爆破事件・新宿シンフォニーホール爆破未遂事件 |
| 2004年12月24日 地下鉄事件進行中 |
2007年1月27日 | TVスペシャル (トリビアの泉の企画) |
警護官 内田晋三 | - |
| 交渉人 真下正義の直後 | 2005年12月17日 | DVD特典映像 | 広報人 矢野君一 | - |
| 2005年2月 | 2005年8月27日 | 映画 | 容疑者 室井慎次 | 新宿3丁目強盗殺人事件 |
| 2006年3月 | 2006年10月28日 | TVスペシャル | 弁護士 灰島秀樹 | 海洋博覧会建設反対訴訟(民事)、秋葉原大学生殺害事件(刑事) |
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
織田裕二演じる青島俊作巡査部長が主人公の「警察ドラマ」。銃撃戦や犯人逮捕までを追う従来の刑事ドラマとは異なり、警察機構を会社組織に置き換え、署内の権力争いや本店(=警視庁)と支店(=所轄署)の綱引きなど人間味あふれる警察官の姿を、湾岸署を中心に描いている。
青島刑事以外にも、恩田すみれ(深津絵里)・和久平八郎(いかりや長介)・真下正義(ユースケ・サンタマリア)などの湾岸署署員や事件の被害者でのちに刑事となる柏木雪乃(水野美紀)、また、湾岸署の署長ら三人組(通称『スリーアミーゴス』)、更には警察庁のキャリア・室井慎次(柳葉敏郎)らにもスポットライトが当てられる、いわゆる「群像劇」の要素が強いドラマであり、それが本作の魅力の一つになっている。
またドラマ内外の事項と連動する、いわゆる「ハイパーリンク」をふんだんに盛り込んで観客を何度も楽しませる手法を取り入れる一方、ストーカー・ドメスティックバイオレンス・少年犯罪問題・監視システムなど今日的社会問題を比較的早く物語に反映している。
踊る大捜査線は、実際は放送開始当初から高視聴率など期待されていなかった。しかし、製作者サイドはゴールデンドラマということもあり余りにも数字(視聴率)が悪ければストーリーの流れを変えるという枠組みを残しての脚本ということになった。大まかな設定は放送時と大差ないのだが、キャラ設定やストーリー設定に多少の柔軟性を残しながら描かれていった。
初期の構想段階では、和久の娘をすみれに設定し、その和久宅に居候する青島との恋愛も一案にあったそうである。その後は、青島と雪乃、室井とすみれの二本立てでの恋愛路線、また、青島と雪乃とすみれの三角関係も構想されている。実際、青島・雪乃間での恋愛に発展しそうな伏線や、すみれが青島に惹かれてゆく描写も散りばめられており、室井とすみれの二人きりのシーンも幾度かあった。
だが、この恋愛ドラマ路線は、第1話が放映され視聴率が出た時点で取りやめが決定された。脚本家・君塚良一が著書「テレビ大捜査線」で述べているところでは、同じクールでフジテレビが放映していた恋愛ドラマ(月曜9時枠「バージンロード」のこと)の視聴率が比較的よかったため、同じ恋愛ものをぶつけるのは足の引っ張り合いになりかねないという亀山プロデューサーの判断によるとのこと。このとき第4話までは脱稿していたので第5話からのプロットが恋愛の要素を排したものに変更され、以後は警察ドラマとしての視点に重点を置いていくこととなり、そこで雪乃の設定に大幅な変更が加えられている。
連続ドラマ版(1997年)放映当初は、決して高視聴率とは言えなかった。しかし、幅広い層から徐々に支持を集めてブームとなる。また、劇中に出てくるウェブサイトがきっかけとなってTVシリーズ本放送終了後に開始されたインターネットの公式サイトを介してドラマ制作側とファン側が直接接触し、サイトでやりとりされた制作側・ファン側双方の熱意とアイデアが、このドラマを一大ブームへと押し上げた原動力の一つである。
例えば、当初ユースケ・サンタマリアは撃たれて殉職させ、それによって湾岸署のチーム結束力を強める要因にする予定だった。しかし、制作側がユースケ・サンタマリアの人気を確認したため殉職はさせず重傷のみで後日復帰させた。結果的には、もし殉職させていたら『交渉人 真下正義』は存在せず、雪乃との結婚もなかったことになる。
連続ドラマ終了後、2本のスペシャルドラマ版と1本の番外編ドラマを経て映画化され、第1作・第2作ともに記録的なヒットとなる。第1作(THE MOVIE)の青島刑事のクライマックスでの台詞「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」は流行語となる。また第2作(THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!)は実写邦画の日本記録を樹立し、低迷する日本映画業界にあってもその人気を見せ付けた。映画化に関しては連続ドラマの頃から織田裕二が望んでいたと2005年10月に踊る大捜査線 THE MOVIE 2をフジテレビ放映に伴ってのインタビューで答えていた。ちなみに映画の第1作から第2作までの間は、見えないストーリーが進行されていて、色々なエピソードが第2作で刑事らのセリフとして登場する(潜水艦事件など)。
第2作公開後、重要メンバーである「和久指導員」役のいかりや長介が病没し、同作のDVD発売後、この「レインボーブリッジを封鎖せよ!」を、涙を浮かべながら鑑賞した人が多数いた。第2作中、現場の捜査員の生命を軽視する沖田仁美に対して和久が放った「もうお前の命令なんか聞けるか!」は、名台詞のひとつに数えられるだろう。また、スピンオフ作品である『容疑者 室井慎次』でも、和久の健在を匂わす台詞が劇中に登場する。これは、室井役の柳葉のたっての希望で実現したという。しかし、第2作で和久は指導員を辞職しているとされているので、和久は辞職後も何かに付け湾岸署に出入りしている様である。
| この項目または節に公開前の映画に関する記述があります。 記述内容は映画の公開によって変更されたり、公開が近づくにつれ確度が向上する可能性があります。 |
2005年には映画版第2作の内容と連動した外伝的物語「踊るレジェンド」として『交渉人 真下正義』、『容疑者 室井慎次』が映画公開された。更に、2005年から2006年にかけて『交渉人 真下正義』の前日談として『逃亡者 木島丈一郎』が、『容疑者 室井慎次』の後日談として『弁護士 灰島秀樹』が、さらに2007年には「トリビアの泉」との共同制作である短編『警護官 内田晋三』がテレビ放送された。しかし、こういったスピンオフばかり発生し、本来の踊る本編は全く続篇が製作されない現状を揶揄する声も多かった。灰島秀樹に至っては踊る本編の登場人物が沖田仁美しか出てこず、「もはや踊るではない」との声も多い。
2008年3月31日、臨海副都心の東京都江東区青海に、実際の警視庁東京湾岸警察署が設置され、開署式には織田が祝電を寄せた。そしてその内容にあった「次の事件」に呼応する形で、劇場版第3弾「THE MOVIE 3」の製作決定を発表した。撮影は2009年秋スタートを予定。公開時期は2010年夏。
前述の「ハイパーリンク」をはじめ、劇中には様々な"遊び"が盛り込まれている。
劇中に登場する架空の運送会社のブランド名(正式社名は新日本運搬)で、その名の通りカエルのロゴマークが特徴である。毎回、このカエル急便が登場すると、何かしら事件が発生する(ファンやスタッフの間では「不幸を運ぶカエル急便」と呼ばれている)。番外編(『湾岸署婦警物語』)ではカエル急便の社屋も画面上に登場している。そして、プレートナンバーは必ず269または2609(フロッグ)となっている。
また、フジテレビの踊る大捜査線オフィシャルサイト上から、グッズを通販で購入すると、このカエル急便のダンボールに入れて送られてきた(さらに、THE MOVIE 2の際には配送業者の協力で、東京都内配送に限り、実際にカエル急便の塗装をした業者の配達車で商品配達を行い、配達に向かった先々で写真撮影の対象となったり、視聴者が集まってきたりと話題になった)。因みに、テレビアニメ版の学校の怪談には、新聞にカエル急便の広告が載っていた。またテレビアニメGTOの第17話「悪い夢! 逃亡者・鬼塚!」にカエル急便のダンボールが山積みにされていた。更に、国際便(「FROG EXPRESS」という名前である)や、精密機器の輸送を専門とする「ブラックカエル急便」もあるようだ。
劇中に出てくる居酒屋の名前。TVシリーズ第1話和久の台詞から登場している。署長らの接待でたびたび利用されているほか、『初夏の交通安全スペシャル』で篠原夏美の歓迎コンパでも利用されている。強行犯係の面々もよく訪れている模様。
湾岸署管轄区域唯一の(もともとは架空の)名産品で署長たちが接待するときに必ず差し出す七色の最中である。レインボーブリッジとかけた名前で、劇中で何度か使われた。その後「台場名物レインボーブリッジ最中」(「レインボー最中」は商標としては使えなかったため)として実際に商品化された。一口サイズでそれぞれ緑(抹茶餡)、青(柚子餡)、藍(小豆餡)、紫(胡麻餡)、赤(赤ワイン餡)、橙(蜜柑餡)、白(白餡)の7色の餡が入っており、皮もそれぞれの中身に対応した色をしている。今ではお台場フジテレビの定番土産品となった。更には羽田空港などでもお土産品としても売られるようになり東京の名産品と格上げされた。歳末スペシャルに登場した「レインボーかすていら」、秋スペシャルに登場した「七色ういろう」、その他「レインボーせんべい」など数種類のレインボー土産シリーズがあり、これらも実際にフジテレビ本社および東京駅・羽田空港など主に関東圏のJOCX-TV STOREやフジランドやFNS系列局のグッズショップでも販売されている。踊る大捜査線パトカーのプラモデルのパッケージには24分の1スケールのレインボー最中の箱が印刷されている。
「キムチラーメン」「わさびラーメン」など架空のもの、実在のもの含めて様々なカップ麺が登場する。『THE MOVIE 2』公開の際には「湾岸ラーメン」というカップ麺が劇中に登場し、明星食品から一般発売されたが、同社の販売規定(架空の店舗名称などは使用できない)や製造・販売コストの関係上、劇中に登場する同名のものとは、そのパッケージデザインの一部や具材が異なっていた。(劇中のものはフカヒレの姿煮が入っていたらしい)
なお、劇中の同じパッケージのものは2003年のお台場冒険王や全国巡回イベント「湾岸ミュージアム」において、すみれが劇中に食べていたうどんと共に「ミニカップ麺師弟セット」として販売された。ただし、中身は劇中のものや明星食品の製品とは全く異なる。
また2005年8月には、劇場公開された『容疑者 室井慎次』において舞台となる新宿北署にあった明星食品の自販機の中に入っていたカップ麺のうち、新宿という土地柄を意識した「北新宿キムチ麺」と「北新宿トムヤム麺」2つのエスニック系カップ麺が、実際に明星食品から商品として全国発売された。
THE MOVIE 2の冒頭、青島刑事の登場シーンはテレビシリーズ第1話で青島が初めて湾岸署に向うシーンと同一の経路を辿っており、「空き地」から「観光地」への変貌振りがよくわかるつくりになっている。
また、番外編で"女青島"こと篠原巡査(内田有紀)が登場するシーンも、第1話のこれと同一のカット割になっており、青島と女青島との対比が描かれている。
テレビシリーズのオープニングで、出演者の顔写真が前後左右から映し出されるシーンが印象深いが、よく見るとこのシーンで、それぞれの役柄の出身地や現住所、役職といったプロフィールが書かれている。
劇中に出てくる登場人物の誕生日は演者と同じである。その他にも生年や出身地、血液型まで同じ人物もいる。
プロデューサーの亀山千広、東海林秀文をはじめ、多くの製作スタッフが『内トラ(内部エキストラ)』(業者に依頼し端役を発注するエキストラに対し、端役を内部のスタッフでまかなうこと)としてテレビ・映画全てに於いて多くのシーンに出演しており、一部の役(死体発見者、ボクサーとトレーナーなど)は準レギュラー化している。このほかに番組内で使用されている「前科者リスト」や「容疑者リスト」にもスタッフの写真が使用されるなどしている。またスタッフの子供が出ているケースもある。
またプロデューサーの亀山千広は「深夜も踊る大捜査線」では脚本家の君塚良一とともに「管内で刑事ドラマを撮影する許可(設定上、フジテレビ本社は湾岸署の管轄内となる)をもらいに湾岸署に来る」という設定で本人役で出演している。
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また、歳末特別警戒スペシャルのクライマックスでは、BGMとしてベートーヴェンの第九をバックに青島たちが犯人と格闘するシーンがあるが、これは映画「ダイ・ハード」や新世紀エヴァンゲリオンのシーンと似た手法がとられている。
「踊る大捜査線 THE MOVIE」のクライマックスで、青島が煙突から出るピンクの煙によって監禁された警視副総監を探すシーンがある。そのシーンの画面が白黒になり煙突からのピンク煙だけを着色しているのは、黒澤明の映画「天国と地獄(1963年)」に出てくる煙突シーンとほぼ同じである(「天国と地獄」は全篇白黒作品だが、煙突からの煙のみ着色している。このような映画を「パートカラー作品」ということがある)。そのためそのシーンで青島は「天国と地獄だ」というセリフを言う。なお、このモチーフの使用や劇中での「黒澤塗料」の名称使用などについては撮影前に権利者である黒澤プロダクションより正式な使用許諾を受けており、一部で批判(松本人志、太田光、井筒和幸など)されていた「パクり」行為などではない(本広克行監督が「THE MOVIE」DVDのコメンタリーにて発言)。
さらに、THE MOVIE 2のOPではジャッキー・チェンのファースト・ミッションの実技訓練。 犯人グループの一人が東北訛りで「蒲田」のことを「カメダ」と発音するシーンがあるが、これは松本清張原作の「砂の器」に出てくる件とまったく同じ手法である。こちらでもすみれがそのシーンの後「砂の器……」とつぶやくセリフがある。
本広克行監督は機動警察パトレイバー文庫版第一巻巻末に寄せたコメントにおいて、「踊る大捜査線は機動警察パトレイバーに影響を受けた」と告白している。
このように他作品との類似点、すなわちオマージュが多く見られるのも特徴で、これはシリーズ作品を多く手がけている監督の本広克行が無類の映画やアニメ好きであり、「娯楽映画」と割り切って製作している事にも起因する。
潜水艦事件とは、「踊る大捜査線」で発生した架空の事件である。そもそもは「THE MOVIE 2」のために考え出されたプロットの一つであったが、さまざまな事情でボツになったものの、踊る大捜査線世界の中で「THE MOVIE」と「THE MOVIE 2」の間に発生した事件として「THE MOVIE 2」の中で青島と室井の会話で簡単に触れられるという形で残った。その後も映像化はされていない(但し「THE MOVIE 2」のエンドクレジットの中で潜水艦をバックに握手する青島と室井が一瞬映り、それが潜水艦事件のときのことだとしている)が、「容疑者 室井慎次」の中でこの事件に絡んで起こった裁判で青島の弁護をしたとされる津田弁護士が登場したため、「容疑者 室井慎次」のシナリオガイドブックなどの設定資料でこの事件の詳細が明らかにされた。
事件は2002年3月19日に湾岸署管内で発生した潜水艦「むつしお」の乗組員である海上自衛官の殺害事件に端を発する。湾岸署に捜査本部が置かれ青島たちが捜査に当たったが自衛隊が非協力的であったため捜査は暗礁に乗り上げ事件は未解決のままで捜査本部が解散してしまった。その後室井のもとに潜水艦の機密データの漏洩疑惑を告発する内部文書が届いたため室井は捜査の再開を決意し、潜水艦の艦長の協力で青島がコンピュータ技師になりすまして潜水艦に乗り込んで室井の指揮の元で捜査にあたった。青島の捜査の結果犯人が明らかになったとき、犯人は潜水艦を乗っ取ってテロを起こそうとし、東京湾に突入しようとしたがそれも青島によって防がれ事件は解決した。
※ 「容疑者 室井慎次」のシナリオガイドブック収録の年表および同書収録の「潜水艦事件についての公式記録」ではこの事件の発生は2002年であるが、「THE MOVIE 2」のシナリオガイドブック収録の年表ではこの事件を2001年のこととしている。同書の別のところで潜水艦事件は「THE MOVIE 2」(2003年)の2年前の事件であるとの記述もある(「THE MOVIE 2」劇中では、室井が青島に「2年振りだな」と言い、これに対して青島が「潜水艦の事件以来ですね」と答えるシーンがある。)ので単なる誤植とは考えられないため、これ以後に何らかの設定変更があったと考えられる。
「第5話彼女の悲鳴が聞こえない」の中で容疑者宅を捜査している際に、部屋の中にあったポスターは士郎正宗原作『攻殻機動隊』の「草薙素子」のポスターである。そのポスターはスペイン製と思われる。
同じくフジテレビ製作の看板刑事ドラマである「古畑任三郎」の古畑を出演させる企画も立ち上がっていたが古畑演じる田村正和が舞台の仕事と重なってしまったため実現しなかったという経緯がある。
湾岸署の捜査員は胸にWPSと書かれたバッジを着用。これは下に示す警視庁本部で使用される通行証(後述)を所轄に拡大解釈したもの。TVシリーズでは所属を示す顔写真入IDカードであった。
本庁の室井たちは胸にMPDと書かれたバッジをしている。これは実際に警視庁の私服勤務職員が外来者との区別のため庁舎内で着装する通行証をアレンジしたものである。当時の制作スタッフだったフジテレビ社員の一人が、元報道局記者で警視庁記者クラブに所属していた経験からのアイデアとも言われているが、踊る大捜査線にて初めて使われた演出ではなく、少なくともフジテレビ作品では「沙粧妙子-最後の事件-(1995年 フジテレビ) 」の時点で既に使用されていたものである。
この小道具(以後、仮に「フジテレビ型」通行証と呼称する)が最初に使用されたのは前述の通り「踊る」より前に放送された「沙粧妙子-最後の事件-(1995年 フジテレビ) 」からだが、1985年に日本テレビで放送された「誇りの報酬」では既に当時の実物を基にしたデザインで通行証が登場しているのをはじめとして、他作品に於いて全く見られなかったわけではない。「沙粧」以後「きらきらひかる」、劇場映画「眠らない街-新宿鮫-(この作品では何故か新宿署内で署員も着用)」などフジテレビ制作のドラマ・劇場映画に於いて警視庁のシーンではほぼ必ず使用されており、最近では他系列のドラマでも実物に近いデザイン、フジテレビ型類似デザイン、果てはフジテレビ型そのものが頻繁に使用され、警視庁のシーンにおいてはほぼ標準の小道具となっている。さらに私服勤務員のみならず鑑識作業服や制服を着用している職員など、外来者と区別する必要のない登場人物にまで着装させる誤用も見受けられるようになった。
実際の通行証は単なるバッジではなく、胸ポケットに差し込み「MPD」の文字がある部分をポケットのフチに引っ掛けているもので、差し込んでいる部分に顔写真と職名・氏名が記載されてたIDカード状のものがついており、警視庁本部庁舎に入構する際はその写真部分を各門警備の警察官に提示し身分証明を行う(フジテレビの『TEAM』にて、草彅剛演じる風見勇助が現場に入る際の身分証明(彼は警察官ではないので)に写真部分を提示しているシーンがある)。フジテレビ型では省略されているが脱落防止用にクリップが先についたチェーンもあり、これをポケットの端に付ける。 なお、所轄勤務の私服警察官・職員の本部入構用にバッジ部分だけの臨時通行証(来客用とは別のもの)が各門の受付に用意されているらしい。警察手帳が現行のIDバッジケース風に変更されて以後は折り返して証票部分を露出させることで通行証に替えている。 また、警視庁主催のイベント用の通行証では、線がシルバーで描かれたマスコットキャラクター「ピーポくん」がDの隣に描かれている。 実際の私服勤務職員の通行証は青地に金文字でMPDと文字がある。また、警視庁記者クラブに所属する記者には同型式であるものの、青地が蛍光黄緑地で、紫色で「記者」と書かれた通行証が貸与される。
青地に金文字ゴシック体で「MPD」、その下に警視庁の英語名称である「METROPOLITAN POLICE DEPARTMENT」の文字が入るのはこのフジテレビ型独自のデザインである。これはあえて実物と違えることで万一盗難された場合に悪用を防ぐため、また警察知識の無い視聴者に対する解りやすさと実物以上の洗練さを狙ったことによるもので、実物は偽造回避を狙った特殊な字体(ワープロなどの書体Edwardian Script ITCに一番近い。Mは一部が違うが、PとDはほぼ同じである。)で「MPD」とだけ入っている。(警察手帳や通行証などの小道具で、本物と全く同じ形状や色のものはテレビ撮影用でも使うことができない。) ドラマで実物に一番近い形の通行証が使用されているのはテレビ朝日・東映製作の「相棒」で、字体や形状に関しては全くと言ってもいいほど同じである。同じ東映制作の「刑事追う!」では字体を変えたが形状の近いチェーン付きのものが使われた。
現在でこそ捜査中のPC携行は珍しくなくなりつつあるが、メカマニアの印象を出すために、真下にはノートPC(当時40万円相当)を常時持たせている。映画「交渉人 真下正義」の時に使用していたPCは、IBMの(現Lenovo)Thinkpad X40である。
踊る大捜査線にて使用された劇中用語はいずれも、過去の刑事ドラマではあまり用いられることのなかったものである。それまでの刑事ドラマでは犯人のことを「ホシ」、事件のことを「ヤマ」などという隠語で呼ぶようにしていた。これは「太陽にほえろ!」など昔の刑事ドラマの影響が後の刑事ドラマ(「あぶない刑事」など)にも色濃く出ているためである。しかし、「踊る」においては全面的にこのような隠語が一般的な呼称として用いられていない。これは従来の刑事ドラマのステレオタイプを一掃する「踊る」自体のコンセプトと、放送時期的に昔の刑事ドラマと時代感覚がずれてきていることを鑑みて、また実際の警察内部においても従来からの隠語がほとんど使われなくなった(ドラマ、小説で多用される事で周知され、隠語としての機能が失われた)ことによると思われる。劇中では犯人のことを「被疑者・マル被」、容疑者の身柄を拘束することを「確保」と言い換えたり(「逮捕」と「確保」は意味が異なる)していた。
また、刑事課のみならず、警察内で警察官が使う「任同」「機捜」「現着」「追尾」「ローラー」「害者」「123」などの職業用語も多数引用され、一部は世間一般にも広まった。因に犯人と「被疑者」とは同義語ではないが、「マル被」という言い方は実際の警察の捜査員も使用する。また「確保」はあくまで身柄確保の意味であり、逮捕のみを指すとは限らない。また劇中では用いられたシーンは無かったが、「事件」を「事案」と称することも実際には少なくない。
「ホシ」「ガイシャ」などテレビドラマで用いられる警察用語は、NHKで放送された「事件記者」で用いられたものが原点といわれている。(ただし、すでに1949年公開の黒澤明監督作品「野良犬」の中で「ホシ」は特段の説明もなく使われていることから、それ以前にすでに広く知られていた可能性が大きい。)また、実際に警察官は外部で仕事の話をする場合、「会社」「社長」など一般ビジネスパーソン風の用語を用い、警察官であることを悟られないようにしている。 ちなみに警察の隠語としては、マルボー→暴力団担当刑事、マルソー→暴走族、うたう→自白する・・・などなど。これら用語は捜査員が手帳に記述する場合の手間を省くため、「暴力」の暴や「暴走族」の走などの1文字を○で囲んだことに由来する。
通称 WPS=Wangan Police Station。警視庁第一方面部に属する1990年代になって新設された警察署である。所在地は、東京都港区台場3丁目2番地8号(実際には台場は2丁目までしかない)。「THE MOVIE 2」のパンフレットや公式本「踊る大捜査線研究ファイル」によれば地図上での位置はフジテレビがある位置になっているが、TVシリーズ第1話や「THE MOVIE 2」冒頭での湾岸署への出勤シーンでは最寄り駅であるりんかい線東京テレポート駅を出てフジテレビとは逆方向の夢の大橋方面に向かって歩いている。ロケ地は江東区潮見にある潮見コヤマビルで、外観、1階ロビー、屋上、生活安全課のシーンなどがここで撮影されている。
新設された当時は、臨海副都心といってもほとんど建設予定地ばかりで人口もまばらであった。そのため他の所轄署(特に勝どき署)や警視庁の捜査員などからは「空き地署」と呼ばれ蔑まれていた。大規模所轄の部類には入るが、割合開けてきた2003年ころ(「THE MOVIE 2」の時点)でもエリートコースなどではなく、相変わらず本庁の駒にされる立場の弱い所轄である。署長は延々と神田が務めているが、神田自身は丸の内署への栄転を希望している。しかし、青島のはちゃめちゃの責任を問われいつも先送りとなる。署内には神田による署訓(下記)が配布されている。
新設だけあって外部も内装も新しく、およそ警察署といったイメージではないモダンな作り。そのため、湾岸署の建物はしばしば警察ファンのあいだで議論される。しかし、実際の警察署でも、最近建てられたものでは近未来的な外観のものやヘリポートや機動出入り口を確保しているものがある。例えば渋谷警察署は一目見ただけでは警察署なのかデパートなのかわからないような構造になっており、横長が多い警察施設において例外的に縦長でフロアが多い建造となっている。また、竹の塚署は、外観が湾岸署と非常に似ている。警察署としてモダンな建物を使用した作品は「踊る大捜査線」が初めてとも言われるが、湾岸署はアニメ「逮捕しちゃうぞ」で描かれた「墨東署」がモデルとなっており、誤りである。
なお、「湾岸署」はフジテレビの登録商標である。架空であっても警察署名は登録できないため「湾岸警察署」ではない。
以上は作中の「湾岸署」の設定であるが、実際にも東京水上警察署を移転改築し、臨海副都心全体を管轄する「東京湾岸警察署」(Tokyo Wangan Police Station)が2008年3月31日から業務を開始した[2]。尚、この名称決定について警視庁内部には「テレビドラマの名称をそのまま警察署に付ける」事に対し反対意見も多かったが、地元住民に対し調査を実施した結果、ほとんどが名称を「湾岸署」とする事を希望したためこの名称が採用された。
音楽を担当しているのは、松本晃彦である。彼はスピンオフムービー「交渉人 真下正義」「容疑者 室井慎次」も手掛けており2005年12月に放映された「逃亡者 木島丈一郎」も担当した。音楽が収録されているアルバム『RHYTHM AND POLICE』は、ほとんどの曲が世に知られており、I~Vを合わせて100万枚を突破している。メインテーマ曲RHYTHM AND POLICEは、メキシコのEl cascabelという曲をアレンジして製作された。
ちなみに、踊る大捜査線レジェンド企画の「交渉人 真下正義」「容疑者 室井慎次」「逃亡者 木島丈一郎」「弁護士 灰島秀樹」「警護官 内田晋三」の5作品ではメインテーマ曲であるRHYTHM AND POLICEは使用されていない。
この他にも、過去のフジテレビで使われた演奏曲が使われていたり、パロディとして洋画のBGMも使われている。因に最終話の最後のシーンで真下が撃たれた時に流れていた曲は、「NIGHT HEAD」でも使われているので、踊るのサントラ独自のものではない。
また、この『RHYTHM AND POLICE』は、アレンジ版である「Rhythm & Police (K.O.G G3 Mix) 」(CJ Crew feat. Christian D.)が、アーケードゲーム『Dance Dance Revolution 5thMIX』で収録されているほか、日本を含めて世界的に行われているフィットネスプログラム「ボディコンバット」でも使用されている。
スピンオフ作品関係を含む。
発売はすべてユニバーサルミュージック株式会社
発売はすべて株式会社ポニーキャニオン
発売はすべてポニーキャニオン
※は英語字幕付き。
| タイトル | 脚本 | 演出・監督 | その他 |
|---|---|---|---|
| テレビシリーズ第1話 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| テレビシリーズ第2話 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| テレビシリーズ第3話 | 君塚良一 | 澤田鎌作 | |
| テレビシリーズ第4話 | 君塚良一 | 澤田鎌作 | |
| テレビシリーズ第5話 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| テレビシリーズ第6話 | 君塚良一 | 澤田鎌作 | |
| テレビシリーズ第7話 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| テレビシリーズ第8話 | 君塚良一 | 澤田鎌作 | |
| テレビシリーズ第9話 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| テレビシリーズ第10話 | 君塚良一 | 澤田鎌作 | |
| テレビシリーズ第11話 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| 歳末特別警戒スペシャル | 君塚良一 | 本広克行 | |
| 初夏の交通安全スペシャル | 尾崎将也 | 本広克行 | 原案・君塚良一 |
| 秋の犯罪撲滅スペシャル | 君塚良一 | 澤田鎌作 | |
| THE MOVIE | 君塚良一 | 本広克行 | |
| 深夜も踊る大捜査線 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| 踊る大ソウル線 | 大田一水(構成・脚本)※ | 本広克行・管剛士・澤田鎌作 | 原案・君塚良一 |
| THE MOVIE 2 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| 深夜も踊る大捜査線2 | 君塚良一 | 本広克行・長瀬邦弘・河合勇人 | |
| 舞台も踊る大捜査線 | 君塚良一 | 本広克行 | |
| 交渉人 真下正義 | 十川誠志 | 本広克行 | 原案・君塚良一 |
| 前日も交渉人 真下正義 | 十川誠志 | 波多野貴文 | |
| 容疑者 室井慎次 | 君塚良一 | 君塚良一 | 脚本・監督兼務 |
| 逃亡者 木島丈一郎 | 十川誠志 | 波多野貴文 | |
| 弁護士 灰島秀樹 | 君塚良一 | 小林大策 | |
| 警護官 内田晋三 | 君塚良一 | 本広克行 |
「踊る大捜査線」シリーズが好評であったことから、本シリーズのタイトルやキャラクターを使用したドキュメンタリー番組や選挙特別番組が放送された。
バラエティー番組を始めとする様々なテレビ番組で「踊る大○○線」といった名前を持ったパロディーが作られた。一部の番組には本物のキャストが出演している。
このほか、1999年に「めちゃ×2イケてるッ!」内のコーナーフジテレビ警察に筧利夫が新城賢太郎管理官として本庁からやってきたという設定で出演したことがある。
| この節には『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります。解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。
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| フジテレビ 火曜21時台(連続ドラマ枠) | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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こんな私に誰がした
(1996.10.15 - 1996.12.17) |
踊る大捜査線
(1997.1.7 - 1997.3.18) |
総理と呼ばないで
(1997.4.8 - 1997.6.17) |
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