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ボクシング
(ぼくしんぐ)
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|---|---|
| 別名 | かつては拳闘(けんとう)と呼ばれることもあった。 |
| 発生国 | 古代ギリシャ |
| 発生年 | 19世紀前半 |
| 主要技術 | 拳による打撃のみ |
| オリンピック競技 | 有り |
| ・Template:Infobox_武道・武術・ | |
| ウィキプロジェクト ボクシング |
ボクシング (boxing) は、拳にグローブを着用しパンチのみを使い、相手の上半身前面と側面のみを攻撃対象とする格闘スポーツの一種。拳闘(けんとう)ともいう。ボクシングの名前を冠した競技はタイのタイボクシング(ムエタイ)や日本のシュートボクシング等がある。
目次 |
詳細は「古代ギリシアのボクシング」を参照
そもそもボクシングは、人間が二足歩行を始めてから既に会得していた攻撃手段だと言われている。
紀元前4000年ごろの古代エジプトの象形文字からも軍隊で使われていたのが判読されており、クレタ島の紀元前3000年ごろのエーゲ文明の遺跡からもボクシングの図が書かれた壷が発見されている。恐らくこのころから競技に発展していったと思われる。
古代ギリシア語では握りしめた拳をPUGMEといい、それからPUXOS(箱)となった。古代オリンピックでは第23回大会から正式種目となり、オノマストスが月桂冠をうけた。この時代は全裸でオリーブ・オイルを塗り、拳には鋲を皮のバンテージのような物で包んだグローブのような物を着用、腕や肘でも攻撃できたようだ。この当時はラウンドは無く、どちらかが戦闘不能、またはギブアップ(右手の人差し指を天に突き上げるとギブアップになったらしい)で勝負がつく。この競技は第38回大会まで続けられた。この競技からパンクラチオンが生まれた。
ローマ時代に入ってギリシア語から羅: PUGILATUS(拳での戦い)、羅: PUGILISM(「ピュージリズム」)という言葉が生まれている。奴隷同士が鉄の鋲を打ち込んだセスタスという武器を拳に着けて、コロシアムなどで見せ物として行われるようになった。敗者は死亡、または再起不能になったと言われている。
正式な名称ではないが、あえてここでは仮に「中世ボクシング」と呼ぶ。
イタリアやイギリス、オランダなどヨーロッパを中心に、護身として、レクリエーションとして細々と行われていたようだが一般には定着しなかった。13世紀ごろのイタリアまたはイギリスの神父が「ボクシング」と名付け、近所の若者に教えたのが「ボクシング」という名称の始まりだという説もあるが、定かではない。
現在のボクシングの始祖といわれるのは、1695年にイギリスのオックスフォードシア州テーム村出身のジェームス・フィグ(James Figg)である。彼は、レスリング、フェンシングや棍棒術を得意としており、1718年にロンドンで「ボクシング・アカデミー」(ジムの原型か?)を設立して貴族などにボクシングを教え始めた。彼が行った「ボクシング」とはベアナックル(素手)で行い、蹴りや投げ、締め、噛み付き、目つぶしがあるパンクラチオンのようなものだった。フィグ自身も教える傍ら自ら「プライズ・ファイター」(つかまれないように頭髪を剃っていた)として腕自慢達を倒して賞金を稼ぎ、護身術としても優れていると認められたボクシングとともに名声を得てイギリス初のチャンピオンとなった。1730年36歳で引退し、1734年、39歳で死去した。
そしてフィグの後継者であったジャック・ブロートン(Jack Broughton)が、自ら保持するタイトルの防衛戦の時、相手を殺してしまったために、「ボクシングを普及させるのはこのような危険は廃さねばならない」と考え、1743年に近代ボクシング初となる7章のルールブック「ブロートン・コード」(Broughton's Rule)を発表した。その内容はベルト以下への打撃の禁止・腰より下の抱込みの禁止・倒れた相手への攻撃禁止、ダウン後30秒以内に中央の所定の位置に立つことができなければ負け、リング(直径25フィートの円形、硬い土の上)などである。また貴族の練習の怪我防止用にマフラーという名のグローブを採用した。
しかし、実際の試合は相変わらず素手に近い形で行われ、1754年には死者が多いためイギリスでボクシングが禁止された。このため、ボクシングの試合はフランスやベルギーなどで行われたが、貴族や富裕層の支持は根強く1790年にはイギリスでボクシングが再開され、1811年のイギリス人チャンピオン、トム・クリブ対アメリカ合衆国トム・モリノーの再戦には2万5千人もの観衆が訪れるほどとなった。
1814年に元チャンピオンのジョン・ジャクソンが英国ピュジリスト保護協会を設立し、1838年に29条からなる「ロンドン・プライズリング・ルールズ」を発表した。その内容は、ベアナックルで行い、蹴り技の禁止・頭突きの禁止・目玉えぐりの禁止、ダウン者に30秒の休憩に加え所定の位置に戻るまでに8秒間の猶予を与えるなどであった。
このころのボクシングはダウンごとに1ラウンドとし50ラウンドにも及ぶ場合があった。そのため序盤は拳や手首を痛めないように用心しながら、徐々に打ち合っていくというスタイルであった。
1856年フランスで八百長疑惑によりボクシングなどの興行がパリで全面禁止された。
1867年にロンドン・アマチュア・アスレチック・クラブのジョン・グラハム・チャンバースはルール保証人の第8世クィンズベリー侯爵ジョン・ショルト・ダグラスの名を冠した、12条からなる「クインズベリー・ルール」(Marquess of Queensberry Rule)を発表した。これにより、投げ技が禁止されたほか、3分1ラウンドとしラウンド間に1分間の休憩をとるラウンド制、グローブの着用、ダウンした者が10秒以内に立ち上がれない場合はKO負けとすることなどが定められ、現在に通じるボクシングルールが確立した。ただし定着は遅れ以前の「ロンドン・プライズリング・ルールズ」についても1889年7月ジョン・ローレンス・サリバン(アメリカ合衆国のマサチューセッツ州出身、1858年10月15日生)がジェイク・ロドリゲスと行った防衛戦まで続いた。
クインズベリー・ルールにより行われた最初の公認世界ヘビー級タイトルマッチは、1892年9月7日、ジョン・ローレンス・サリバン対ジェームス・J・コーベット(アメリカ合衆国のカリフォルニア州出身、1866年9月1日生、元銀行員)戦である。コーベットは当時のスタイル「スタンド・アンド・ファイト」ではなく、相手から距離をとってパンチをかわし、左の軽いジャブをあてるという「卑怯者の戦法」といわれたスタイルでサリバンを21回KOし勝利をおさめた。
アマチュアボクシングでは、シニア(18歳以上)では1ラウンドを3分間、ジュニア(高校生)では1ラウンドを2分とし、ラウンド間に1分のインターバルをおく。ラウンド数は、日本国内では3ラウンドでおこなわれる形式が一般的であるが、国際試合では1ラウンドを2分間に短縮して4ラウンド制でおこなわれることが多い。日本国内においても、全日本選手権とそのブロック予選では2分4ラウンド形式で試合がおこなわれる。しかし、国際アマチュアボクシング連盟では2009年1月より3分3ラウンド制に統一される。
試合形式はラウンド制。1ラウンドを3分間(女子は原則2分間だが、一部3分間を認めるコミッションもある)とし、ラウンド間に1分間のインターバルをおく。ラウンド数は4ラウンド、5ラウンド、6ラウンド、8ラウンド、10ラウンド、12ラウンドの6種類。ラウンド数は選手のライセンスの種類によって決定される。なお、原則として12ラウンドは日本においては東洋太平洋タイトルマッチ、世界タイトルマッチの時にのみ実施される。女子の世界タイトルマッチは10ラウンドだが、WBA・GBUでは双方の合意があれば男子同様の3分12ラウンドにすることも認められる。
アマチュアボクシングでは、選手はトランクス、ランニングシャツ、シューズ、ヘッドギア、グローブを着用する。グローブの重さはシニア(18歳以上)の選手は全階級を通じて10オンス、ジュニア(高校生)はライトウェルター級までの選手は10オンス、ウェルター級以上の選手は12オンスである。また、負傷防止のためマウスピースとファウルカップを着用する。
選手はトランクス、シューズ、グローブ、女子はさらに試合着を着用する(海外ではトランクスの代わりにスパッツやミニスカート、ワンピースなどが認められるコミッションも存在する)。グローブの重さは男子はスーパーライト級までと女子はフェザー級までが8オンス、それ以上は10オンスである。また、負傷防止のためマウスピースとファウルカップ、女子はさらにチェストガード・アブドメンガード・を着用する(スパーリングの場合にはヘッドギアを着用することがある)。
ボクシング発祥の地・欧米ではキログラムではなくポンドが計量単位として使われていたため、階級を分ける数字はポンドによっている。そのため、キログラムでは中途半端な数字となっている。ただしアマチュアの階級はキログラムを単位として区分されている。
国際ボクシング連盟が定める階級は以下の通り(AIBA Technical and Competition rules(PDF))。
| 階級名称 | 体重 |
|---|---|
| スーパーヘビー級 | 91kg超 |
| ヘビー級 | 81kg超 91kgまで |
| ライトヘビー級 | 75kg超 81kgまで |
| ミドル級 | 69kg超 75kgまで |
| ウェルター級 | 64kg超 69kgまで |
| ライトウェルター級 | 60kg超 64kgまで |
| ライト級 | 57kg超 60kgまで |
| フェザー級 | 54kg超 57kgまで |
| バンタム級 | 51kg超 54kgまで |
| フライ級 | 48kg超 51kgまで |
| ライトフライ級 | 48kgまで |
| 階級名称 | 体重 |
|---|---|
| スーパーヘビー級 | 81kg超 |
| ヘビー級 | 75kg超 81kgまで |
| ライトヘビー級 | 69kg超 75kgまで |
| ミドル級 | 64kg超 69kgまで |
| ウェルター級 | 60kg超 64kgまで |
| ライトウェルター級 | 57kg超 60kgまで |
| ライト級 | 54kg超 57kgまで |
| フェザー級 | 51kg超 54kgまで |
| バンタム級 | 48kg超 51kgまで |
| フライ級 | 46kg超 48kgまで |
| ライトフライ級 | 46kgまで |
| 階級名称 | 体重 |
|---|---|
| ヘビー級 | 80kg超 |
| ライトヘビー級 | 75kg超 80kgまで |
| ミドル級 | 70kg超 75kgまで |
| ライトミドル級 | 66kg超 70kgまで |
| ウェルター級 | 63kg超 66kgまで |
| ライトウェルター級 | 60kg超 63kgまで |
| ライト級 | 57kg超 60kgまで |
| フェザー級 | 54kg超 57kgまで |
| バンタム級 | 52kg超 54kgまで |
| ライトバンタム級 | 50kg超 52kgまで |
| フライ級 | 48kg超 50kgまで |
| ライトフライ級 | 46kg超 48kgまで |
| ピン級 | 46kgまで |
| 階級名称 | 体重(男子) | 体重(女子) | 備考 |
|---|---|---|---|
| スーパーヘビー級 | 91kg超 | (設定なし) | |
| ヘビー級 | 81kg超 91kgまで | 80kg超 86kgまで | |
| ライトヘビー級 | 75kg超 81kgまで | 75kg超 80kgまで | |
| ミドル級 | 69kg超 75kgまで | 70kg超 75kgまで | |
| ライトミドル級 | (設定なし) | 66kg超 70kgまで | |
| ウェルター級 | 64kg超 69kgまで | 64kg超 66kgまで | |
| ライトウェルター級 | 60kg超 64kgまで | 60kg超 63kgまで | |
| ライト級 | 57kg超 60kgまで | ||
| フェザー級 | 54kg超 57kgまで | ||
| バンタム級 | 51kg超 54kgまで | 52kg超 54kgまで | |
| ライトバンタム級 | (設定なし) | 50kg超 52kgまで | |
| フライ級 | 48kg超 51kgまで | 48kg超 50kgまで | |
| ライトフライ級 | 45kg超 48kgまで | 46kg超 48kgまで | |
| モスキート級 | 42kg超 45kgまで | (設定なし) | ジュニア(高校生)のみ |
| ピン級 | (設定なし) | 46kgまで | |
プロボクシングにおける階級は、以下の通り。以前は、日本ボクシングコミッションでは「ジュニア○○○級」という呼称の形式を採用していたが、1998年5月1日に世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)とでルールが統合され、両団体で異なっていた呼称も「スーパー○○○級」に一本化されたため、同時に日本ボクシングコミッションでも「スーパー○○○級」に呼称が変更された。それにより、ジュニアミドル級はスーパーウェルター級へ、ジュニアウェルター級はスーパーライト級へ、ジュニアライト級はスーパーフェザー級へ、ジュニアフライ級はライトフライ級へ変更された。
ただし、WBAやWBC以外の団体ではジュニアの名称は今でも使われている(団体によって名称に差異はあれど同じウエイトである)。全17階級。
| 階級名称 | 体重 (キログラム/kg) |
体重 (ポンド/lbs) |
|---|---|---|
| ヘビー級 | 90.719kg超 | 200lbs超 |
| クルーザー級/ジュニアヘビー級 | 90.719kg以下 | 200lbs以下 |
| ライトヘビー級 | 79.379kg以下 | 175lbs以下 |
| スーパーミドル級 | 76.204kg以下 | 168lbs以下 |
| ミドル級 | 72.575kg以下 | 160lbs以下 |
| スーパーウェルター級/ジュニアミドル級 | 69.853kg以下 | 154lbs以下 |
| ウェルター級 | 66.678kg以下 | 147lbs以下 |
| スーパーライト級/ジュニアウェルター級 | 63.503kg以下 | 140lbs以下 |
| ライト級 | 61.235kg以下 | 135lbs以下 |
| スーパーフェザー級/ジュニアライト級 | 58.967kg以下 | 130lbs以下 |
| フェザー級 | 57.153kg以下 | 126lbs以下 |
| スーパーバンタム級/ジュニアフェザー級 | 55.338kg以下 | 122lbs以下 |
| バンタム級 | 53.524kg以下 | 118lbs以下 |
| スーパーフライ級/ジュニアバンタム級 | 52.163kg以下 | 115lbs以下 |
| フライ級 | 50.802kg以下 | 112lbs以下 |
| ライトフライ級/ジュニアフライ級 | 48.988kg以下 | 108lbs以下 |
| ミニマム級/ストロー級/ミニフライ級 | 47.627kg以下 | 105lbs以下 |
女子プロにおける階級は以下の通り。ただし、WBAではアトム級に該当する階級は存在しない。
| 階級名称 | 体重 (キログラム/kg) |
体重 (ポンド/lbs) |
|---|---|---|
| ヘビー級 | 79.379kg超 | 175lbs超 |
| ライトヘビー級 | 79.379kg以下 | 175lbs以下 |
| スーパーミドル級 | 76.204kg以下 | 168lbs以下 |
| ミドル級 | 72.575kg以下 | 160lbs以下 |
| スーパーウェルター級/ジュニアミドル級 | 69.853kg以下 | 154lbs以下 |
| ウェルター級 | 66.678kg以下 | 147lbs以下 |
| スーパーライト級/ジュニアウェルター級 | 63.503kg以下 | 140lbs以下 |
| ライト級 | 61.235kg以下 | 135lbs以下 |
| スーパーフェザー級/ジュニアライト級 | 58.967kg以下 | 130lbs以下 |
| フェザー級 | 57.153kg以下 | 126lbs以下 |
| スーパーバンタム級/ジュニアフェザー級 | 55.338kg以下 | 122lbs以下 |
| バンタム級 | 53.524kg以下 | 118lbs以下 |
| スーパーフライ級/ジュニアバンタム級 | 52.163kg以下 | 115lbs以下 |
| フライ級 | 50.802kg以下 | 112lbs以下 |
| ライトフライ級/ジュニアフライ級 | 48.988kg以下 | 108lbs以下 |
| ミニマム級/ストロー級/ミニフライ級 | 47.627kg以下 | 105lbs以下 |
| アトム級/ミニマム級/ストロー級 | 46.266kg以下 | 102lbs以下 |
アマチュアボクシングの勝敗の決し方は以下の通り。
勝敗の決し方は、以下の通り。
主要大会ではコンピュータ採点が導入されている。5人のジャッジのうち3人以上が有効打と判断した場合に1ポイントが与えられ、試合終了時に最もポイントが高かった選手が勝者となる。ジャッジペーパーを使用して20点満点の減点方式を取る場合もある。両方式とも引き分けは認められず、同点の場合はジャッジの判断に委ねられる。
10点満点の減点方式。互角の場合は10対10、一方が勝る場合は10対9、1度のダウンやそれに近い状態のときは10対8、2度のダウンやKO寸前の場合は10対7とする。それ以上に差が開いた場合はレフェリーが試合を止めるので、10対6という採点はなく、また10ポイント・マスト・システムにより、勝る方には必ず10点をつける。ダウンがなかった場合、より採点基準を満たした選手に10点が、そうでない選手に9点が与えられる。反則減点は合計点から引く。主な採点基準として次の4項目がある。
採点は3人のジャッジがそれぞれラウンドごとに行い、2人以上のジャッジが支持した選手を勝者とする。ジャッジが3人とも一方の選手を支持した場合をユナニマス・デシジョン(Unanimous Decision, UD)、2人が支持し、もう1人が引き分けであった場合をマジョリティ・デシジョン(Majority Decision, MD)、1人のジャッジがもう一方の選手を支持した場合をスプリット・デシジョン(Split Decision, SD)と呼ぶ。トーナメントなどで引き分けとなった場合は、引き分けをつけたジャッジが最終判断を下して決着を付けることになるが、大会によっては延長戦を行う場合もある。
試合中に以下の行為を行った場合、反則となり、レフェリーに注意を受ける。注意が重なった場合、減点対象となり、悪質な場合は失格負けとなる。
ボクシングにおけるタイトル(選手権)とは、強さを示す肩書きである。プロ・アマ関係なく、基本的にボクサーはこれを獲得するために試合に望む。ただし、既に十分な地位や名誉を得たプロボクサーの中には、自身のプライドや金銭的な理由から、保持するタイトルを返上してでも、他の強豪選手との試合を優先させる者もいる。
アマチュアボクシングでは、地区・国内・国際・世界・オリンピックの順に価値が上がっていく。年齢ごとにジュニア・カデット・シニアのカテゴリーに分けられる。アマはプロと違い、トーナメント制を採用しているため、一度も敗北が許されないという点において、プロよりも王座の獲得は難しいといわれる。
プロボクシングでは、タイトルの価値は、地区・国内(ナショナル)・地域・国際(インターナショナル)もしくは大陸間(インターコンチネンタル)・世界・統一もしくはスーパー王座の順に価値が上がっていく。団体によってはユース王座を設けているところもある。日本では、日本ボクシングコミッションが日本王座を認定している。知名度はないが日本にも地区タイトルが存在している。国内王座より上位に位置する地域王座は、地域連盟か世界団体の下部組織が認定を行っている。さらに上の国際(インターナショナル)王座や大陸間王座(インターコンチネンタル)、それに世界王座やスーパー王座等については世界団体が直接認定している。ここでは、プロボクシングにおける主要な世界タイトル認定団体を以下に挙げる。これらは4大団体と呼ばれる。よく間違えられるがWBAやWBC含むその他の団体は単なる王座の認定組織でありプロボクシングその物を統括しているわけではない。サッカーのFIFAのような組織は無い。なお、IBFとWBOは、WBAから分裂した後発団体で、「王座の乱立は望ましくない」とのスタンスにより日本プロボクシング協会(JBC)はIBF・WBOを公式試合の団体としては認めていない。
プロボクシングにおけるマイナーな世界タイトル認定団体を以下に挙げる。これらのタイトル自体には大した価値は無く、獲得しても世界王座とは認識されない。もっぱら、有望な選手の試金石や箔付けの為に利用されることが多い。IBF・IBOと同様に、JBCはこうしたマイナー団体を公式試合の団体としては認めていない。
プロボクシングにおける国際王座や大陸間王座は、世界団体が直接統括している。王座としての価値はあまりなく、世界王座挑戦前の試金石や箔付けの為に利用される。世界団体の承認料稼ぎの王座だと言われている。
プロボクシングにおける地域王座は、世界団体とは独立した組織である地域団体、世界団体の下部組織、もしくは世界団体が直接認定している。JBCは東洋太平洋王座しか認めていない。
ボクシング中継も参照。
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