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バリトン(独 Bariton バーリトン、英 baritone バリトーン、仏 baryton バリトン、伊 baritono バリトーノ)とは男声のバスとテノールの中間の声域およびそれを受け持つ歌手。男声を音域で二分する場合はバスの側に分類される。
典型的なバリトン歌手の音域は概ねG2~G4、合唱ではA2~F4くらいである。音域によってハイ・バリトン、バス・バリトンなどに細分化することもある。後者はバスよりほんの少し高い声域をもつ歌手をいう場合もある。音色は華やかな、色気のある声が特徴。
オペラの領域では、音色を含めて総合的にリリック・バリトン、カヴァリエ・バリトン、キャラクター・バリトン、ヘルデン・バリトンなどに細分化することもある。
ポピュラー音楽歌手の多くは、フランク・シナトラやビング・クロスビーのようにバリトンの声域を持つ。
目次 |
バリトンという言葉は器楽にも用いられ、音域が異なる同種の楽器グループでの区分を行う。例えばサクソフォーン属においてバリトン・サクソフォーンなどと呼ばれる。
単独で管楽器名を表すバリトンは、ユーフォニアムと同属の金管楽器である。また古楽器にギター属の撥弦兼弓奏楽器バリトンがあるが、これは英語などでは baryton で綴りが異なる(綴りが同じ言語もある)。
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