ジャニーズ事務所


株式会社ジャニーズ事務所
Johnny & Associates, Inc
種類 株式会社
略称 ジャニーズ
本社所在地 Flag of Japan.svg 日本
〒107-0052
東京都港区赤坂8丁目11番20号
設立 1962年(昭和37年)6月創業
1975年(昭和50年)1月30日法人登記
業種 芸能プロダクション
代表者 代表取締役社長 ジャニー喜多川(喜多川擴)
資本金 80億円
主要株主 ジャニー喜多川60%
藤島メリー泰子10%
伊豆喜久江10%
藤島ジュリー景子10%
主要子会社 株式会社ジャニーズ・エンタテイメント
株式会社ジェイ・ストーム
株式会社ジェイ・ドリーム
有限会社ジェイ・ステーション
東京グローブ座
ヤングコミュニケーション
ジャニーズ出版
株式会社エムシーオー
株式会社つづきスタジオ
  

株式会社ジャニーズ事務所(ジャニーズじむしょ)は、日本芸能プロダクション

目次

沿革・特色

名称の由来

ジャニー喜多川は渡米したとき劇場のステージマネージャーをしており、袖口から劇を見ていて感動したという。そして帰国後、知人が野球チームを作っていたために、これを真似て自らも「ジャニーズ少年野球団」というチームを作った。この中から選んだ4名の少年でジャニーズを結成させ、ジャニーズ事務所の設立に繋がった。

当初はマネジメント渡辺プロダクションに委託していたが、1962年6月に独立して「ジャニーズ事務所」として創立。それ以降ジャニー喜多川と姉のメリー喜多川がこの事務所を発展させていった。ただし、元々は代表・ジャニー喜多川の個人事務所で正式名はなく「ジャニーズの所属事務所」の意でこの名を使用していた。

一般にはアイドルの事務所と誤解されるが、本来はミュージカル俳優の事務所である。

女性タレントの在籍

数多くの男性タレントを輩出しており、男性タレント専門事務所とも認識されているが、1980年代中頃まで女性も在籍していたことがある(スリー・ヤンキーズ、JOHNNY'Sジュニア・スペシャルオレンジ・シスターズ)。過去には女性のJr.もいたが脚光を浴びることはなかった。

なお現在、女性所属タレントは1人もいない。

所属タレント全体でのスケジュール管理

今日では同じ事務所の所属芸能人が同時間帯で別々の番組に出演する事も珍しくないが、ジャニーズ事務所では現在でもそのようなことがないようにされている。このため、ジャニーズの所属タレントがレギュラー出演している番組の裏番組には、原則として改編期などでその番組が休止となる時にしか出演しない。ただし、最近はバラエティ番組ドラマで出演時間が重なることもある。

著作権・肖像権管理

日本の芸能事務所の中でも肖像権の管理には厳しく、レコード会社・出演映画・ドラマ・CMの公式サイト上で、所属タレントの顔写真や動画を使用することを制限している。このため、シルエットや似顔絵、セットの画像に差し替えられている。また、声まで露出制限されることもある。

所属タレントが主演した過去の出演番組のDVD化、CS等など一部の再放送などの際にも権利関係が厳しいため、DVD化を断念している番組も多い。在京キー局系のCS放送の場合、まったく放送されていないケースもあれば、比較的放送されているケースもあり、放送事業者間で温度差が著しい。 ただ最近は規制緩和が行われ、右クリックの禁止を条件とした上での公式サイト上への掲載や、コンサート等への告知の際にグループが発売しているCDジャケットをイメージ写真として掲載することを許可するなど、例外も出てきた。

なお、事務所の肖像権に関する見解を、事務所代理人である弁護士が日刊サイゾーの取材に答えている[1]

原盤権を事務所が直接押さえている為に、契約しているレコード会社でも独自リリースが出来ず、それ以外のレコード会社にも音源を貸し出すことは原則認めていない(ただし、一部の曲がレコード会社の枠を超えてコンピレーション・アルバムに収録された例はある)。 着うたフルメロディコールの楽曲配信は行っていないが、公式携帯サイト「Johnny's web」では着うたフルやメロディーコールの配信を行うことがある。

賞レースへの不参加方針

「所属タレントに優劣をつけさせない」との方針により、「ノミネート候補者を何人か選び、その中から大賞やグランプリ獲得者を決める」という形式の賞レースへの参加は全て辞退している。 最近受賞した賞は、1993年、少年隊ゴールデン・アロー賞演劇賞。

なお、海外の賞へのノミネートの前例はないので、その際に賞を受けるか辞退するかは不明。

ただし、ベストジーニストオリコン関係の賞など、ノミネートで複数の候補者から選ぶ賞ではなく、そのタレントに直接賞を贈呈するものに関しては、積極的に参加している。

コンサート

分社化しているコンサート事務局

所属タレントのコンサート・舞台等の主催、企画、チケット販売などを行う「コンサート事務局」と称する興行会社が設立されている。

所属タレントのコンサートには、「ジャニーズチケット販売約款」という独自の規約が作られており、チケットの販売方法は通常の販売方法とはかなり異なる。 ジャニーズ事務所およびコンサート事務局で、単独で興行を行う際の一切の作業が出来るため、スポンサー協賛はほとんど行われない。

チケットの販売

コンサートチケットはファンクラブ会員に最優先で販売される。このため、ファンクラブで売り切れた場合、一般プレイガイド発売が行われないことが多く、販売されても観覧の条件が悪い席に限定される。

舞台などのチケットに関しても、興行運営会社、およびプレイガイドは「ジャニーズチケット販売約款」に基づき、通常の販売と異なった販売を行うことが多い。なお、公演によっては、コンサート事務局では取り扱わない場合もある。

また、コンサートや舞台に限らず、所属タレントで行われる興行のプレイガイド販売においては、インターネット販売は一切行われない。

チケットの転売行為には厳しい対応を取っており、ネットオークションなどでの第三者への転売行為が判明した場合、コンサート・舞台などの優先販売の通知は発送停止となり、一切のチケット予約が不可能になる。

また、当選したチケットの購入を拒否すると「当選したチケットの購入を個人の意向でキャンセルした」とみなされ、次の公演、またそれ以降の公演のチケット購入および購入の為の抽選の対象外となる。よって、事務所側が用意したチケットは申し込んだ以上は必ず購入しなければならない。

コンサートの内容

コンサートの内容は、基本的にタレント自身が構成を考えている。コンサートに関しては構成作家は存在しないとも言われている。タレントによっては、衣装、セットデザイン、踊りの振り付けなどを考えることもある。

1995年〜1999年にかけて複数のグループが同じステージセットで公演を行っていた。その理由としては、複数のグループが年に3回のコンサートツアーを行っていたため、1グループごとにステージセットを変更することが限られた日程・経費では不可能であったこと、チケット代金が比較的安価に設定されてあったためセットに経費を掛けることが出来なかったこと、「観客は見たいグループがステージに立っていればセットはどうでもいいだろう」という見解があったこと、などが挙げられる。

現在は、どのグループもコンサートツアーは年1〜2回しか行わないため、このような事は起きてない。たとえ同じ会場で複数のグループが公演を行っても、グループごとにセットを変更している。ただし、毎年恒例となっているカウントダウンコンサートは、年末年始に行われているグループの公演を挟んで開催されているため、グループの公演のセットを同公演でも使用している。

所属タレントの所属レコード会社

現在、自社レーベル以外にも大手レコード会社に多数の所属タレントが所属している。原則として事務所側が発売日を調整し、所属タレント同士でランキングを争わないようにしている。

タレント 所属レコード会社 所属レーベル
ソニー・ミュージックエンタテインメント CBSソニー
ダブリューイーエー・ジャパン ダブリューイーエー・ジャパン
ビクターエンタテインメント
ユニバーサルミュージック ユニバーサルJ
エイベックス avex trax
ジャニーズ・エンタテイメント ジャニーズ・エンタテイメント
ジャニーズ・エンタテイメント RAINBOW☆ENDLI9
ジェイ・ストーム J Storm
テイチクエンタテインメント インペリアルレコード
ジェイ・ストーム J-One Records
  • ジャニーズ・エンタテイメント
  • ジェイ・ストーム

ファンクラブ

ジャニーズファミリークラブ」を参照

音楽番組との関係

  • ミュージックステーション』 - 所属タレントがほぼ毎週出演する。所属タレントの新曲がない週でも、Jr.などがスペシャルメドレーを披露する「ジャニーズ枠」が存在する。
  • HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』 - 近年出演が急増している。これはきくち伸の意向で、ジャニーズタレントが出演している音楽番組の中で視聴者の反応が最も良いからだとされていた。
  • うたばん』 - 司会を所属タレントである中居正広が務めている事もあり、所属タレントが多く出演している。
  • 音楽戦士 MUSIC FIGHTER』 - これまでに多くの所属タレントが出演している。
  • NHK紅白歌合戦』 - 1980年に当時ジャニーズ事務所に所属していた田原俊彦が初出場して以来、2009年でジャニーズ事務所に所属するアーティストが30年連続で出場することになる。
  • テレビ東京の音楽番組には、1980年代までは盛んに出演していたが、1990年代以降関ジャニ∞以外の出演がない。
  • 毎年大晦日には、年越し恒例として所属タレントが全員集合する(SMAP・内海光司を除く)エンターテインメントショー『ジャニーズカウントダウンライブ』(フジテレビ系)が放送されている。

ジャニーズJr.とタレント育成方針

デビューするまでは、たとえ単独でコンサートを行えるほどの人気があっても、マネージャーはつかない。仕事の移動も送迎は一切行わず、各々が電車などで移動する。ジャニーズJr.担当のマネージャーもいるが、人気のJr.に限ってマネージメントを行う。ただし掛け持ちのため送迎程度で帰ってしまうことが多い。

ジャニーズ事務所では社長に認められればいきなりテレビ出演もかなうため、下積み時代が少なくても人気が出るチャンスが多いが、「若いうちから売れたとしても甘やかさない」という事務所の方針で徹底管理されている。

また「学業と芸能活動を両立できないものは仕事をさせない」というポリシーがあり、原則として芸能活動のために学校を休むことを禁止している。そのため、芸能活動をしながら高校や大学を卒業しているタレントも多い。ただ、芸能活動と学業の両立ができないと判断して、高校・大学を中退したり、進学をしないタレントもいる。

タレントが進学などの理由で事務所を退所しても、その事実はファンにはいっさい知らされない。そのためファンは、タレントの出演状況から退所を予測することしか出来ず、日が経過してもタレントの退所を受け入れることが難しいファンも多く存在する。

最近では生田斗真風間俊介などグループに属さず演技を中心に活動する者もいる。

その他

若手の所属アイドルを中心に、セミヌードのグラビアを女性向け芸能誌だけでなく、テレビ情報誌にも掲載する事がよく見られる。他の芸能プロダクションのアイドルでもたまにやっている事ではあるが、ジャニーズ事務所の所属アイドルでは特に顕著である。

原則として所属タレントの親族はメディアには顔を出さないようにしているが、例外もある。

所属アイドル(ジャニーズファミリー)

事務所を退所したアイドルなど

以下の項目を参照

関連企業

傘下
東京グローブ座の運営
2005年6月設立、代表取締役:ジャニー喜多川。SMAPの映像作品などを制作。
  • 有限会社ジェイ・ステーション
    東京都新宿区1-26-1
タレントグッズ販売、ジャニーズショップの経営
ファンクラブ運営
コンサート及び舞台主催、代表取締役:ジャニー喜多川。
ヤングコミュニケーション傘下、チケット販売部門
  • ユニゾン株式会社
    東京都港区赤坂7-10-20
1985年設立、代表取締役:藤島ジュリー景子
音楽・映画映像・録音録画の企画制作及び販売
  • 株式会社ジャニーズ出版
音楽著作権の管理、代表取締役:ジャニー喜多川。野村義男が一時期所属。
  • 株式会社ミュージックマインド
音楽著作権の管理。
  • 株式会社エム。シィオー。
    東京都渋谷区渋谷一丁目10番10号ミヤマスタワー3F
携帯コンテンツ事業、登記社名は「株式会社エム・シィオー」、代表取締役:藤島ジュリー景子
  • 株式会社つづきスタジオ
    東京都港区麻布十番4-6-9
直営スタジオ
  • 株式会社ジェイ・プラットホーム
興行
  • 株式会社クンクン
雑誌、カレンダー等の企画制作の各出版社との契約折衝代行
提携
  • 株式会社日本広明社
    東京都新宿区富久町8-21
広告宣伝会社・タレントグッズの企画
  • 株式会社ケイ・プランニングセンター
日本広明社系列、広告代理店・タレントマネージメント

役員と主なスタッフ

氏名 役職名 備考
ジャニー喜多川 代表取締役社長
ジェイ・ドリーム代表取締役社長
ヤングコミュニケーション代表取締役社長
ジャニーズ出版代表取締役社長
本名: 喜多川擴
メリー喜多川 代表取締役副社長
ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役社長
本名: 藤島メリー泰子
作家・藤島泰輔の妻
藤島ジュリー景子 代表取締役副社長
ジェイ・ストーム代表取締役社長
ユニゾン代表取締役社長
メリー喜多川と藤島泰輔の長女
小杉理宇造 ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役 スマイルカンパニー代表取締役社長
近藤真彦の元ディレクター
伊豆喜久江 取締役兼社長秘書
白波瀬傑 取締役広報部長
矢崎政実 取締役制作部長
近藤真彦 取締役生活指導担当 テレビワイドショーの中の司会者のコメントで取締役である事が明らかとなった。
東山紀之 取締役 テレビワイドショーの中の司会者のコメントで取締役である事が明らかとなった。
西村善作 監査
飯島三智 ジェイ・ドリーム取締役
SMAP担当チーフマネージャー
喜佐上聖子 ヤングコミュニケーション役員
ジャニーズファミリークラブ主任
遠藤直人 ヤングコミュニケーション役員 忍者の元メンバー
元「PLAYZONE」プロデューサー
大和剛 ヤングコミュニケーションコンサート事務局役員
「PLAYZONE」プロデューサー
東覚 少年隊担当チーフマネージャー
遠藤五佐緒 事務所スタッフ ハイ・スパンキーの元メンバー
SANCHE(サンチェ) 専属振り付け師
鳥越晃
元:田原俊彦ひかる一平シブがき隊担当マネージャー ジャニーズJr.
板野俊雄 元:田原俊彦シブがき隊担当チーフマネージャー JJSVIPジャPAニーズの元メンバー
現在はリズミックス・ダンシング・クラブを開校
ボビー吉野 元:専属振り付け師 ジャPAニーズの元メンバー
現在はボビー吉野ジャズダンススタジオを開校
矢田次男 顧問弁護士 のぞみ総合法律事務所所属

脚注・出典

  1. ^ ジャニーズ“肖像権タブー”の正体 ネットNGの理由を代理人に直撃 2009年5月24日付(前編)(後編)

関連項目

外部リンク







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