アグリー・ベティ


アグリー・ベティ』(Ugly Betty)は、アメリカ合衆国ABCで放送されているテレビシリーズ。

目次

概要

コロンビアのRCN局で放送されて大ヒットしたテレノベラベティ〜愛と裏切りの秘書室」をリメイクした作品である。舞台はニューヨークのファッション誌の編集部に置き換えられた。

タイトルの直訳は「醜いベティ」。この「醜いベティ」が主人公であり、ファッション業界という見た目を重要視する世界に飛び込んだ彼女が、様々な偏見に立ち向かいながら持ち前の性格で乗り越えていくサクセス・ストーリーである。

第64回ゴールデングローブ賞テレビドラマ部門では作品賞を含む2部門で受賞。第59回プライムタイム・エミー賞では、作品賞を含む11候補となり3部門で受賞した。

主演はラテン系女優のアメリカ・フェレーラ。本作でゴールデングローブ賞エミー賞など多くの賞を受賞し、高い評価を受けている。

製作には同じくラテン系で映画などで活躍する女優のサルマ・ハエックが参加しており、数話にゲスト出演している。

放送スケジュール

アメリカでの放送時期は以下の通り。

  • 第1シーズン:2006年9月より2007年5月まで(全23話)
  • 第2シーズン:2007年9月より2008年5月まで(全18話)
  • 第3シーズンの放送は2008年9月開始。


日本では以下の時期で放送。

  • 第1シーズン:NHK-BS2月曜日23:00 - 23:45(若干の変更あり)
    2007年10月1日より2008年3月17日まで23話放送
    NHK総合テレビジョンで土曜深夜(日曜日)1:20 - 2:05(若干の変更あり)
    2008年10月18日より2009年3月28日まで23話、再放送
    CS放送のSuper! drama TVで木曜21:00ほかより(週4回放送、二か国語版・字幕版各2回)
    2008年4月24日より、放送中
  • 第2シーズン:NHK-BS2で火曜日23:00 - 23:45
    2008年9月30日より2009年2月24日まで18話放送

日本でのエンディングテーマ曲は、KTタンストールの『Suddenly I See』。

あらすじ:第1シーズン

ベティ・スアレスは、大学を優秀な成績で卒業した性格も頭もいい女の子。

出版業界で働くことが夢であるが、容姿の醜さから何処も雇ってくれない。

ある日、編集長フェイ・サマーズが急死したファッション誌モードの新編集長としてブラッドフォード・ミード会長の息子ダニエルが就任。

しかし、ダニエルは有名な女たらしであり、秘書に手を出すことは間違いなかった。そこで会長であるブラッドフォードは、絶対手を出さない秘書として、面接にやってきていたベティを採用することを思いつく。

その一方、会社の経営をのっとろうとする陰謀がひそかに進行していた…。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


登場人物

  • ベティ・スアレス - アメリカ・フェレーラ(声:冠野智美
    出版業界で働くことを夢見る真面目だが、ルックスとファッションセンスはイマイチな女性。
    一流ファッション誌「モード」編集部に就職し、編集長のダニエルを助けていく。ダニエルを落としいれようとした人物の企みを暴くことも多い。
    実直で明るく、周囲からの冷ややかな視線にも絶対にめげない根性の持ち主。やや頑固な性格で、人に裏切られたと思ったら許そうとしない一面があったが、ヒルダに諭され考え方を改める。
    父と姉、そして甥の4人で暮らしている。
  • ダニエル・ミード - エリック・メビウス(声:東地宏樹
    ミード出版社オーナーの息子。ファッション業界の経験がないのに、「モード」誌編集長に抜擢される。
    プレイボーイで美しい女性に次々と手を出すが、根は素直。最初はベティをバカにしていたが、次第にベティの有能さと誠実さに気づいていく。
    ベティに心配されることを鬱陶しく思い暴言を吐いたこともあるが、最終的にはベティを頼りにしている。またベティが家族を大事に思っていることをよく理解し、困っているときには手を差し伸べることもある。
    結婚を本気で考えたソフィアに騙されたり、死んだと思っていた兄アレックスは実は生きていた(性適合手術を受けて女性・アレクシスになって「モード」編集部に戻ってくる)など、彼の周辺にはトラブルが多い。
  • ウィルミナ・スレイター - バネッサ・ウィリアムズ(声:五十嵐麗)
    ベテランのクリエイティブ・ディレクター。編集長の座を奪ったダニエルに敵意を持つ。いつもファッショナブルな服に身を包み、ボトックス注射を日課にしている。
    謎の女性と連絡をとりながらダニエルを蹴落とそうと策略をめぐらす。ニコという娘がいるが、親子仲はうまくいっていない。
    最初はアレクシスと組んでダニエルを蹴落とし編集長になろうとしたが、アレクシスとダニエルが和解したため、ブラッドフォードの妻の座を奪い『モード』のトップになることを計画する。
  • アレクシス・ミード(アレックス・ミード)- レベッカ・ローミン (声:安藤麻吹)
    ダニエルの兄。性同一性障害を持っていた。事故で死んだということにして長いこと姿を眩ませていたが、性適合手術を受けて美しい女性に生まれ変わり、ミード家に戻ってくる。ウィルミナと手を組んでミード出版社の乗っ取りを企んでいる。
    自分の内面に潜む女性面を否定した父親を憎んでおり、女性として初めてベッドを共にした男性が父親の手先と知ると、さらに憎悪するようになる。母親へは愛情がある。
    ダニエルとは激しい喧嘩のあと和解した。その後は弟への愛情も持ってはいるものの、父親への復讐のために利用することに抵抗はない様子。
    ※アレクシス役のレベッカ・ローミンはれっきとした女性であり、元 スーパーモデルである。
  • ブラッドフォード・ミード - アラン・デール Alan Dale(声:小山武宏
    ダニエルとアレクシスの父でミード出版社会長。前編集長のフェイ・サマーズと長期間にわたり不倫関係にあった。その結果、妻のクレアは重度のアルコール中毒になったという過去を抱えている。
    性転換手術によって女性になった長男アレックス=アレクシスを受け入れることができず、自分の前から消そうとしてあらゆる手段を打ち、親子関係はさらに悪化する。
    クレアから暴力を振るわれたように見せかけたウィルミナに騙され、クレアとの離婚、同時にウィルミナとの再婚を決意するが、結婚式当日に脳出血で倒れ帰らぬ人となる。
  • クレア・ミード - ジュディス・ライト Judith Light(声:一城みゆ希
    ブラッドフォードの妻でダニエル、アレクシスの母。
    ブラッドフォードが長期に渡りフェイと不倫を続けていたため、ノイローゼになり重度のアルコール中毒に陥る。
    フェイ殺害の犯人。犯行を自供し、刑務所に収監される。夫とは違い、親子関係は絶たれていない。
  • イグナシオ・スアレス - トニー・プラナ Tony Plana(声:斎藤志郎
    ベティの父。ベティの夢を応援し、いつもあたたかく受け止めて励ます。実は密入国者。
    元々はベティの母親の家で働いていた料理人で、人妻であったベティの母親に仄かな好意を抱いていた。
    第1シーズン終盤でメキシコに送還させられるが、ベティがウィルミナと取引をしアメリカに戻る。
    ベティの母親は夫から酷いDVを受けており、ある日ベティの母親の元旦那のDVを許せず旦那に殴りかかった所、打ち所が悪く相手を殺害してしまった。
  • ヒルダ・スアレス - アナ・オルティス Ana Ortiz(声:沢海陽子
    ベティの姉。陰ながらベティの手助けをしてくれる。ナイスバディの美人で、おしゃれが好き。ヘアアレンジやネイルアートも上手い。
    話術にも長けていて、ファッションイベントの手伝いで妹の職場を訪れた際にはあっという間に人気者になってしまった。
    学生時代にジャスティンを妊娠し、その後はシングルマザーとして働いてきたため、学歴がない。頭の良いベティにコンプレックスを持っているが、逆にベティは美人で話が上手なヒルダにコンプレックスを抱いていた。
    第1シーズン終盤でサントスのプロポーズを受け入れたが…。
  • ジャスティン・スアレス - マーク・インデリケイト Mark Indelicato(声:小山みか小田久史 第2シーズンから)
    ヒルダの息子。ベティにとっては甥だが、年齢が近いので姉弟のような存在。ベティよりもファッションに詳しい。ミュージカルが好きなど、趣味がやや女性的。
  • サントス・レイノソ - ケビン・アレハンドロ Kevin Alejandro(声:近藤広務
    ジャスティンの父親だが、ヒルダとは結婚していない。かつて妊娠中のヒルダを捨てたため、イグナシオからの信用はない。
    ジャスティンのことを愛してはいるが、趣味が男らしくないと思っていて、それについてヒルダと喧嘩をする。
    第1シーズン終盤でヒルダに改めてプロポーズしたが、第1シーズン最終回で強盗に襲われる。
  • クリスティーナ・マッキニー - アシュリー・ジェンセン Ashley Jensen(声:清水みか
    スコットランド出身の「モード」誌編集部の衣装保管係。みんなに意地悪されるベティの味方となる。ウィルミナのウェストサイズを知る数少ない人物。
    賞に入賞するのに、ウィルミナに取り入ったがその代わりにフェイ殺害の証拠品を(それと知らずに)警察に渡す役割を請け負う。
    それを知ったベティと一時的に仲違いをするが、最終的には和解する。
    スコットランドに夫を残して単身アメリカに渡ってきたが、第2シーズンでは、夫の病気を治すためウィルミナと取引をし、ウィルミナとブラッドフォードの代理母を引き受けることになる。
  • マーク・セントジェームス - マイケル・ユーリー Michael Urie(声:近藤隆
    ウィルミナの部下。ウィルミナと共にダニエルやベティを敵視し、策略をめぐらせるが、ことごとく失敗している。
    同性愛者で、オネエ口調で喋る。母親が職場を訪ねてきた際にベティを自分の彼女としてごまかしたこともあったが、結局ゲイである事を自らカミングアウトした。しかし母親には拒絶される。
    アマンダとは親友に近い仲。
    ジャスティンに幼い頃の自分を少し重ねているようである。
  • アマンダ・タネン - ベッキー・ニュートン Becki Newton(声:斎藤恵理
    ミード社の受付嬢。ダニエルに想いを寄せていて、ダニエルの傍にいるベティが気に入らず、何かと意地悪する。
    ダニエルを騙したソフィアをエレベーターの中でボコボコにした。ソフィアのその後は不明である。
    美人だが男運はない。
    第1シーズン最終回にフェイの娘であることが発覚し、第2シーズンでは父がジーン・シモンズであることが分かる。
    マークとは親友に近い仲。
  • ウォルター - ケヴィン・サスマン Kevin Sussman(声:北沢力
    ベティの恋人。第1話でベティを捨て別の女に走った。のちにベティの良さに気づきよりを戻すが、結局別れる。
  • ヘンリー・グラブスティック - クリストファー・ゴーラム Christopher Gorham(声:中嶋将平
    「モード」の経理担当者。ベティがひそかに気にしている存在。本人も憎からずベティに好意を抱いていたようだが、元彼女のチャーリーが『モード』に押しかけてきてしまったため、事態は思わぬ方向へ向かう。
    オタクっぽい性格で、時々そのことで陰口をたたかれる。
  • チャーリー - ジェイマ・メイズ(声:武田華
    ヘンリーの元彼女。ヘンリーを追いかけて上京した。
    最初はベティに友好的だったが、ベティのヘンリーへの好意に気づきヘンリーを巡ってライバル視するようになる。
  • ソフィア・レイズ - サルマ・ハエック(声:林真里花)(製作総指揮)
    ベティの憧れの女記者。
    『MYW』の編集長。ベティの才能に気づき、『モード』から引き抜いた。
    ダニエルと結婚を前提に付き合うものの、それはダニエルと自分が結婚に至るまでの詳細を創刊号の目玉記事にする為であった。
    そのことが許せなかったベティはソフィアの下から離れ『MYW』を退職することを選ぶ(ベティはメキシコ料理店でアルバイトするが、ダニエルの計らいで再び『モード』で仕事をするようになる)
    その後、アマンダにエレベーターの中でボコボコにされる。それ以降どうなったかは不明。
  • フェイ・サマーズ - クリスティン・ジョーンズ Christine Jones
    ブラッドフォードの元不倫相手で前任の『モード』編集長。故人。
    ブラッドフォードとの長年の不倫に耐えかねたクレアに車のブレーキを細工され、事故に見せかけて殺害される。
    フェチなブラッドフォードのために足の手入れを念入りに行い、足の指でさくらんぼを食べさせるなどの行為をしていた。
    日記をつけていて、死ぬ前の半年間の日記は『モード』編集室の秘密の部屋に隠してあった。
    第1シーズン最終回でアマンダの実母であることが発覚する。
  • ジーナ・ギャンバロ(ジーナ・ゴールドファーブ) - アヴァ・ゴーデ Ava Gaudet
    ベティ家の隣人でベティ、ヒルダの天敵。テレビを壊された腹いせにスアレス家から「ブック」を奪い、4000ドルを要求したりした。
    第2シーズンではヒルダの美容室に医師(実際には整体師)と結婚したと自慢しに現れる。着飾ったブランド物がフェイクであることがヒルダにばれて逆に馬鹿にされる。

シーズン2からの登場人物

  • ジョバンニ・ロッシ(ジオ) - フレディ・ロドリゲス(声:高木渉
    ベティの発言により店を解雇されたが、その後ベティが店に戻れるよう計らうも自分でサンドイッチショップのオーナーとなる。
    口が悪いが思いやりがある。
    ベティが気になっているためヘンリーとは何かと張り合うことが多い。
  • クリフ・セントポール - ディビッド・ブルー David Blue(声:櫛田泰道
    ゲイ。マークに片思いをしていたが、マークの理想のタイプとは逆で最初は友人としてしか見られていなかった。
    けれど、本当に一緒にいたい人は誰かと気づいたマークと付き合うようになる。
  • ルネ・スレーター - ガブリエル・ユニオン Gabrielle Union(声:東條加那子
    ウィルミナの妹。ダニエルと付き合う。
    大学時代精神を病んでおり、今も薬を服用している。
    ウィルミナがブラッドフォードの遺体から盗んだ精子を元にクリスティーナに代理出産させることを黙っている代わりに、ダニエルと付き合うことに口を出すなと言うものの……

サブタイトル

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

主なゲスト出演者

DVDタイトル

DVDタイトル アメリカカナダ イギリスアイルランド 日本 オーストラリア 同梱ディスク数 エピソード数 同梱エピソード
リージョンコード リージョン1 リージョン2 リージョン2 リージョン4
The Complete First Season - The Bettyfied Edition 2007年8月21日 2007年9月24日 2007年10月31日 計6枚 全23話 全23話
The Complete Second Season - Brighter, Bolder, Bettyer 2008年9月9日 [1][2] [3] 2008年11月10日 [4] 2009年発売予定 計5枚 [5] 全18話 全18話
アグリー・ベティ シーズン1 Vol.1 2008年9月3日[6] 計3話[7] 1~3話[8]
アグリー・ベティ シーズン1 コレクターズBOX Part1 2008年9月17日[9] 計10話[10] 4~13話[11]
アグリー・ベティ シーズン1 コレクターズBOX Part2 2008年10月22日[12] 計6枚[13] 計10話[14] 14~23話[15]

脚注

  1. ^ From tvshowsondvd.com
  2. ^ From tvshowsondvd.com
  3. ^ Joint Press Release for 2nd Seasons of Ugly Betty & Brothers & Sisters, 4th Season of Desperate Housewives TVOnMedia.com - Jeff Hodges (04/28/2008)
  4. ^ From Amazon.co.uk
  5. ^ http://abc.go.com/primetime/uglybetty/index?pn=dvd Disc no.
  6. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=838
  7. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=838#about
  8. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=838#about
  9. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=843
  10. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=843#about
  11. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=843#about
  12. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=844
  13. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=844#about
  14. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=844#about
  15. ^ http://wdshe.jp/liveaction/product/index.jsp?cid=844#about

外部リンク

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